ブログを始めたばかりの方は、いったいどうすればアクセスが増えるのか、
分からないことも多いのではないでしょうか。
ブログは基本的なポイントを押さえて記事の更新 (継続) ができれば、
大きくなアクセスアップも可能です。
この記事ではブログのアクセスアップのために何が必要なのか、
具体的な方法について解説します。
ブログのアクセスアップのためにはSEOの理解が前提
あなたがご自身で作ったブログに1人でも多くの方に訪問していただきたいなら、
SEOの知識とその理解は必須です。
さて、そもそもSEOとは何でしょうか。
「SEO」とは「Search Engine Optimization」のことで、
それぞれの頭文字をとったもの
日本語では「検索エンジン最適化」と言われる
検索者が検索エンジン (Google および Yahoo) でキーワード検索した際、
Webサイトやブログなどが上位に表示されるための工夫や戦略を指す
説明だけを見ると何か難しそうに感じるかもしれませんが、
記事を書く際、あなたは以下のポイントを押さえるだけで充分です。
- タイトルにキーワードを含める
- 適切な見出しを入れる
- 関連する記事は「あわせて読みたい」などの形で内部リンクを設置する
- データは最新のものを掲載する
このようなSEOは「内部SEO」と言われるもので、
意識しながら記事を書いていくうちに自然とできるようになります。
そして内部SEOのしっかりしたWebサイトやブログには、
多くの被リンクがもらえます。これが「外部SEO」です。
さらに最近のWordPressのテーマは、
有料・無料を問わず、すでにSEOの対策がなされているものがほとんどです。
つまり上記4点のポイントを踏まえつつ質の高い記事を書き続けることが
最良のSEOということになります。
ブログのアクセスアップのためのキーワード選定とは
記事を書く前段階として、キーワードの丁寧な選定が必要です。
そしてキーワード選定の際には、検索ボリュームを意識してください。
ちなみに「検索ボリューム」とは、検索エンジンでキーワードが検索された回数のことです。
キーワードの人気の高さを知るための目安として利用されています。
内部SEOを意識しながら記事を書いたとしても、
キーワードの検索ボリュームが小さすぎるとアクセスにはつながりません。
アクセスアップのために上位表示ができそうなキーワード を見極めましょう。
ただ検索ボリュームが大きすぎるキーワードを選ぶと、
ライバルは、企業サイトや力のあるアフィリエイターばかりになってしまいます。
そうなると初心者が上位表示を取ることは非常に難しくなります。
たとえあなたが質の高い記事を書いたとしても、
コンテンツの量やユーザビリティなどの総合力で歯が立たないからです。
弱者が負けないための対策としては、まず1語のみの「ビッグワード」は捨てることです。
そして、3語以上で構成される「ロングテールキーワード」を狙うこと。
まずは一定の検索ボリュームを持ったロングテールキーワードで記事を書き、
堅実に上位表示を目指していきましょう。
ちなみに、キーワードの検索ボリュームを知るためには
無料の「Ubersuggest」というツールを使うのが便利です。
このツールで検索ボリュームを確認し、
更に上位サイトがどのようなキーワードで集客しているかチェックしましょう。
記事を書く
キーワード選定を行った後は、質の高い記事を作成していきます。
大切なことは、読者の方にとって役に立つ記事を書くことです。
- 悩みを解決する記事
- 読みやすい記事
この2点はとても重要で、記事執筆の際は常に意識してください。
また最近の傾向として、記事の文字数を多くする努力も必要です。
「長文SEO」とも言われることがありますが、
文字数を多くすることでコンテンツ中のキーワードと共起語の数が増えるので、
確かにSEO上の効果はあるようです。
しかし10,000文字を超えるような長い文章は、読者の「読もう」とする気力を奪い、
記事のすべてに目を通してもらえなくなる可能性が出てきます。
それを避けるためには、いくつかの工夫が必要です。
- 印象的なアイキャッチ画像で記事に興味を持ってもらう
- 見出しだけを読んでも記事の概要を理解できるようにする
- 文章には適度な改行と空白を入れる
- 箇条書きやテーブル (表) を使って記事をすっきりさせる
こういったことに注意するだけでも、離脱率の減少にかなりの効果があります。
いずれにしても上位表示には豊富なコンテンツが不可欠です。
自然検索からのアクセスアップを目指すにはじっくりと時間をかける必要があり、
情熱を傾けたコンテンツが、着実なアクセスアップを生み出します。
SNSで拡散する
ブログでのアクセスアップのためにはSEOが最も効果的な対策ですが、
そこにSNSの影響力を加えるのも賢い選択です。
SNSを利用して多くのフォロワーに記事を読んでもらえれば、
あなたのブログにたくさんの読者様やお客様が流入します。
頑張って書いた記事を少しでも多くの方に読んでもらうために、
積極的にいろいろなSNSに投稿してください。
ここ数年、 検索エンジン以外からの流入が増えることで
検索順位が上がることがわかってきています。
1度でも記事が「バズる」とリンクの獲得 (つまり外部SEO) にもプラスに働くので、
Googleからの評価へとつながっていくでしょう。
SNSの運用では、以下のことに気を付けてください。
- ブログとSNSのテーマを同じにする
- ターゲットを明確にする
- 訪問者のニーズを分析する
ターゲットを意識することは、ブログの記事でもSNSでも同じです。
フォロワーの数に一喜一憂せず、
訪問者はどのような情報に興味を持ってくれたのかを考えることが大切です。
ちなみに、当ブログで推薦している「アンリミテッドアフィリエイト3.0」では、
1つの章全部を使ってSNS戦略が詳しく解説されています。
興味のある方は読んでみてください。
検索順位の確認と記事のリライト
記事を書いた後は、キーワードの順位を定期的にチェックする習慣を付けましょう。
順位を確認することで、あなたの記事に対するGoogleの評価がわかります。
期待したような順位が付いていないなら、
あなたのブログ運営の方針が間違っていることになります。
間違いの原因は何なのか、仮説を立てながら記事をリライトしていってください。
記事投稿 → 順位確認 → 記事のリライト
というサイクルを回すことで、上位表示される記事の特徴がつかめるようになります。
リライトを重ねてあなたの記事を洗練させていけば、アクセスアップは可能です。
さて、順位を確認するためにはツールが必要で、GRC と RankTracker の2つが有名です。
両方とも無料プラン・有料プランがありますが、初心者のうちは無料プランで充分です。
あなたがブログの運営に慣れ、調べたいデータが増えてくれば
有料プランに移行すればよいと思います。
まとめ
この記事では、ブログをアクセスアップさせるポイントについて考えてみました。
ポイントと言っても、難しいことはありません。
- SEOを理解すること
- キーワードを選定し記事を書くこと
- キーワードの順位をチェックし記事をリライトすること
これだけです。
Googleによる記事の評価は最低でも2~3ヶ月はかかり、この間は順位が確定しません。
初心者の方には長く感じられると思います。
実際、この期間の長さに耐えられない方はブログを投げ出してしまいます。
それでも、ここで歯を食いしばって記事を書き、リライトを続けることが重要です。
わずか1つの記事でも上位表示されれば元気が出るものです。
諦めることなく、読者の皆さんの役に立つ記事を書き続けましょう。