雑記ブログと特化ブログ 初心者はどちらを選ぶべきか

アフィリエイト広告を利用しています

ブログの開設を考えておられる皆さんは、
ジャンルを絞らずに色々なことを書いていく「雑記ブログ」にするか、
あるいはジャンルを1つに決める「特化ブログ」にするか、
頭を悩ませているかもしれません。

今回は、雑記ブログと特化ブログの違いは何なのか、
そしてそれぞれのメリットやデメリットについて説明していきます。

目次

雑記ブログと特化ブログはどう違うのか

ブログは大きく分けて、
テーマやジャンルを決めずに記事を書く「雑記ブログ」と、
それとは逆に、テーマやジャンルを決めて記事を書く「特化ブログ」の2つがあります。

雑記ブログでは、特定のテーマを扱うことはありません。
どのようなテーマを扱うかは執筆者によって異なり、
こだわりのあることや、日常の何気ない出来事を膨らませて記事にすることもあります。

特化型ブログとは、1つのテーマがわかりやすく決まっているブログのことです。
取り上げる情報はそのテーマを詳しく解説したものと、
テーマに関連した話題に限られます。

一定のアクセスを集め、そこから収益を得ているブログのほとんどは、
これら雑記ブログか特化型ブログのいずれかです。
ブログで収益を上げるには、雑記型か特化型のどちらかを選択しなければいけません。

雑記ブログと特化ブログを比べると、
一般的に検索エンジンからの読者の流入は特化ブログの方が多く、
それだけアフィリエイト収入も高くなります。

しかし、これはあくまでも一般論です。
雑記ブログには特有のメリットも多く、雑記ブログで十分な収益を上げている方もおられます。

雑記ブログと特化ブログのメリットとデメリットを知ろう

ここでは雑記ブログと特化ブログ、それぞれのメリットとデメリットについて考えます。

雑記ブログのメリット

当然のことながら、雑記ブログの1番のメリットは
「好きな事を書けばよい」ということです。

もちろん、アドセンスで禁止コンテンツとされているもの (薬物、アルコール、タバコなど) は書けません。
しかし、それ以外は何を書いてもいいのだという「気楽さ」は雑記ブログの大きな魅力です。

楽しんで記事を書くことが作業の継続につながります。
そして記事を書き続けることで、基本的なSEOの知識を習得でき、ライティングの技術も上がります。
結果としてキーワード選定の能力が身に付きますが、これは一生ものの財産です。

また雑記ブログでは、トレンドのトピックを扱いやすいという利点があります。
インターネット上のホットワードを、あなたなりの視点で記事にしてみてください。
「バズる」可能性は大いにあります。

雑記ブログのデメリット

「専門性」「信頼性」が生まれない

雑記ブログでは扱うテーマが多岐にわたるため、
一体、何についてのメディアなのか分かりづらくなってしまいます。
また扱うテーマが多ければ、誰に向けて記事を書くのかも決まりません。

それはつまり、ブログ全体としての
「専門性」と「信頼性」を出しにくいということを意味します。

そして「専門性」は Googleが検索の上位ページを決める指標の1つです。
したがって雑記ブログでは、ユーザーや読者の検索からの大きな流入は期待できません。

収益化のハードルが高い

ここまで書いてきたように、雑記ブログでは検索流入が集まりにくいため、
収益化の難易度は高くなります。

また雑記ブログはターゲットの選定が困難で、読者の属性を絞れないため、
読み手に向けたサイト設計や情報発信をすることが難しくなります。

「広く薄い」ユーザー層を狙ったとしても、
なかなか思うような収益化はできないのが実情です。

特化ブログのメリット

特化型ブログは収益化しやすい

まず雑記ブログとは逆に、特化ブログは収益化しやすいという特長があります。

ターゲットを絞って情報を提供しているので、
ユーザーの属性 (年齢・性別・収入・ニーズなど) を特定しやすく、
そういった人にマッチした情報の発信をできるからです。

あなたのWebサイトやブログの訪問者は、
まさに自分が求めていた商品やサービスを容易に見つけ出すことができます。

メディアの「専門性」「権威性」「信頼性」が高くなる

特化ブログのもう1つのメリットは、「専門性」「権威性」「信頼性」を出しやすいという点です。

テーマやジャンルを絞っているということは、そのまま「専門性」の証明になります。
さらに専門性を持ったメディアをある程度の期間運営していれば、
そのメディアには「権威性」と「信頼性」も生まれます。

司法書士や弁護士などの専門家が法律に関するトピックを取り上げた場合、
読者は、その内容はすべて正しいだろうと判断するでしょう。
彼らは資格という公的な「権威」を持っていて、「権威」は「信頼」につながるからです。

逆に、何の資格も持たない人が法律について記事を書いても、
信用してもらうことは難しくなります。

「専門性」を持った人が運営する特化ブログだからこそ、
そのメディアには「権威性」が保証され、さらに「信頼性」が育っていきます。

特化ブログのデメリット

テーマに関する知識と理解が求められる

特化ブログには専門性が求められるため、
取り上げたテーマについてある程度の知識と理解が無ければ記事を書くことができません。

リサーチは常に欠かせませんし、
テーマについての情報を勉強し続ける「向上心」も必要です。

自分の好きな分野であればいいのですが、
それほど興味のないテーマを選んでしまうと、記事の更新が負担になってしまいます。

ネタ切れの危険性

特化ブログはジャンルを絞っているので、すぐに記事のネタが尽きる危険性があります。
またジャンルによっては、ネタを考えだすだけでも一苦労ということもあります。

もし「ネタ切れ」なってしまった場合には、
無理に記事を投稿し続けるのはやめて、ネタ作りに集中するべきです。

書くことが無くなり、似た内容の記事を苦し紛れに量産すると、
Googleからコピーコンテンツとみなされてしまうからです。

このような事態を避けるため、
特化ブログのジャンル選定は慎重に行い、
あなたが情報をインプットするのが苦にならないジャンルにしてください。

雑記ブログと特化ブログ 初心者は雑記ブログから始めよう

収益性から考えると、やはり特化型ブログの方が結果が出やすいと言えます。

ただWebサイトやブログの初心者の方は、
まずは雑記ブログから始めてみる方が良いと思います。

その理由は2つあります。

ブログ運営のポイントがわかる

ブログ未経験者の方は、まずブログ運営のコツを知ることが大切です。

高い収益性を目指していきなり特化ブログを作ったとしても、
記事の投稿が週に1度しかできないなら論外です。
つまり、収益性に目がくらんで特化ブログを始めても、
記事が書けないなら、遅かれ早かれブログの運営は行き詰まります。

そのような事態を避けるために、まずは雑記ブログから始め、
「記事執筆」、「集客」、「成約」というサイクルを回して
メディア運営のコツを学ぶのです。

つまり雑記ブログを、
特化ブログで収益を上げるための「練習台」として使えばいいということです。
これは「無料ブログ」と「WordPress」の関係にも似ています。

続けられるジャンルを見つける手段として

収益が上がるジャンルはある程度決まっていますが、
あなたがそのジャンルで作業を継続できるのか、
更に、そもそも記事を書けるだけの知識があるのかという問題が出てきます。

どれだけ収益性が高いとしても、
あなたがそのジャンルにあまり興味を持てずに内容の薄い記事しか書けないのであれば、
特化ブログとしての収益は見込めません。

そのためまず最初は雑記ブログから始めて、色々なジャンルの記事を書きましょう。
その中で、特にあなたが書きやすいと感じるジャンルが必ず見つかります。
興味を持てれば、記事の執筆は楽しくなり、ブログの運営はラクになります。

まとめ

この記事では雑記ブログと特化ブログの違いや、
初心者の方には、どちらのブログが良いかという問題について考えてきました。

雑記ブログと特化ブログ、いずれの場合であっても
あなたが作業を続けられるテーマでなければ収益は上がりません。

つまりブログを運営して成功を収めるめには
「ジャンルやテーマの選定がすべて」と言っても言い過ぎではありません。

あなた自身が興味を持ち、熱い思いで勉強を続けられるジャンルを見つけてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次