ブログ記事の質と量 どちらが大切?

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「ブログで収益を上げるには記事の質が大事」
「ブログではたくさんの記事を書かないと成功できない」

ブログを始めるときには、いろいろな意見が耳に入ってきて、
初心者の方は迷うことも多いのではないでしょうか。

この記事ではブログ記事の「質」と「量」、
はたしてどちらが大切なのかというテーマを考えてみたいと思います。

目次

記事の「質」とは何なのか?

あなたがブログで記事を書く際、質の高さを求められますが、
そもそも、その「質」とは何なのでしょうか。

記事の質とは、内容面と形式面の2つから考える必要があります。

記事の内容についての「質」

まず記事の質を内容面から見た場合、以下の3つが大切です。

  • 見出しにキーワードが含まれていること
  • 独自情報 (一次情報)であること
  • 読者様の疑問や悩みを解消する内容であること

それぞれについて説明します。

見出しにキーワードが含まれていること

見出しは、記事の内容を一目見ただけで理解しやすくするものです。
見出しにキーワードを入れることはSEOの基本中の基本になります。

ただブログの「見出し」と言っても、何か特別なものではありません。
見出しは、書籍に例えるとわかりやすいでしょう。

  • h1 → 記事の「タイトル」であり、1つの記事で1度しか使えない
  • h2 → 書籍の「章」に該当するもの
  • h3 → h2の内容をさらに細かく分類するために使い、書籍の「節」に該当するもの

hタグ (見出しタグ) は「h6」まであります。
しかし、あまり細かく分けすぎるとかえって読者の方が読みにくくなってしまうので、
実際に使うのは「h4」までで止めておくのが無難でしょう。

ブログにおいて見出しが持つ役割はとても重要です。
読者様は訪問したページの目次を見て、
そのページに滞在するか離脱するかを一瞬で決めてしまうからです。

記事を書くときは見出しを適切に使い、読みやすい文章になるよう心がけてください。

独自情報 (一次情報) であること

いわゆる独自情報 (一次情報) とは
「あなたが自分の経験から得た、あなたしか語ることのできない情報」という意味です。

商品を説明する際には写真や画像なども使われますが、
それだけでは伝えることが出来ない情報が必ずあります。
そのような場合に説得力を持つのが独自情報 (一次情報) です。

「あなたしか語ることのできない情報」がしっかりと書かれていれば、
記事の質と信頼性は格段にアップします。

読者様の疑問を解消する内容であること

あなたが記事を書く際には、
ユーザーがどのような検索意図のもとにあなたのページにたどり着いたのか、
常に考える必要があります。

あなたが扱う商品やサービスによって、お客様が抱える疑問や悩みを解消できる…
そのような記事を提供することが大切です。

お客様は商品の原材料を知りたいのだろうか?
安全性に不安があるのだろうか?
匂いや手触りのことまで知りたいのだろうか?

このような悩みや疑問を想定しながら、
できるだけ具体的な数字を示して記事を書くことが求められます。

また商品説明の記事で重要なのが、
メリットだけでなくデメリットも書くことです。

デメリットをしっかりと書くことで、
お客様は、あなたが正直な人だというプラスのイメージを持ってくださり、
商品をリピートで購入してくださいます。

怖がることなく商品のデメリットまで書くことが、
記事の質を上げることにつながっていきます。

記事の形式についての「質」

続いて、記事の質を形式面から考えます。

  • ホームページがSSL化されていること
  • モバイルフレンドリーであること
  • 代替テキストが設定されていること

この3点を説明します。

ホームページがSSL化されていること

SSLとはインターネット上の通信を暗号化する技術のことです。

データをインターネット上でやり取りすれば、
そのデータを悪意のある第三者によって抜き取られたり、
さらには改ざんされる危険性すらあります。
そういった危険性を避けるためWebサイトのSSL化は必須です。

SSLの導入は、あなたが契約しているレンタルサーバー会社から
無料の「SSL証明書」を発行してもらうことで解決します。

面倒な手続きは必要なく、
あなたが利用しているレンタルサーバー会社の管理画面にログインして、
そこでSSL証明書の発行を行うだけです。

SSL化されたWebページのURLは「http」から「https」に変わり、
アドレスバーに南京錠マーク (🔒) が表示されるようになります。
この南京錠マーク (🔒) が、安全性を保障する目印です。

逆に、SSL化されていないWebページのURLには、
「保護されていない通信」と表示されます。
このようなWebページは閲覧してもかまいませんが、
絶対に個人情報やクレジットカードの暗証番号を入力してはいけません。

モバイルフレンドリーであること

モバイルフレンドリーとは、モバイル端末でWebサイトを見やすくするために、
スマートフォン向けに表示を最適化することを意味します。

Webページをモバイルフレンドリーにすることで、
ページエクスペリエンスを向上させ、SEOにも直接的な好影響を与えます。

ページエクスペリエンスとは…
「Webページにおけるユーザーの体験」のことで、
訪問者が受け取るコンテンツ情報以外の価値 (ユーザー体験) を指す

一方、モバイルフレンドリーへの対応ができていないと、
お客様や読者様は、Webページの操作にストレスを感じることもあります。

特にスマートフォンでWebページを閲覧する場合、
文字が小さくて読みにくかったり、リンクを使った移動が困難になることがあります。
その結果ユーザビリティが低下してしまい、Googleからの評価も悪くなってしまいます。

ただ近年のWordPressテーマは基本的にモバイルフレンドリーの対策がなされているので、
特に心配する必要はありません。
無料ブログでも同じです。

あなたのWebページがモバイルフレンドリーかどうか心配な場合は、
モバイルフレンドリーテストツール」でチェックしてみてください。

代替テキストが設定されていること

代替テキストとは、Webサイト内の画像にテキストで説明書きを入れることです。
視覚に障害のある方がブラウザの音声読み上げ機能を使用する際などに必要になります。

また代替テキストを適切に設定することで、
検索エンジンのクローラーは画像の意味を正しく理解できるようになります。

Webページ全体の内容に対するGoogleの理解が深まれば、
あなたのブログは「画像検索」の結果にも表示されやすくなります。

つまり代替テキストの設定は、あなたの記事の質を向上させると同時に、
SEOの強化にもつながっていくということです。

ブログ記事の量は重要か

ブログでは、質の高い記事が多ければ多いほどGoogleから評価され、
あなたのWebページは上位に表示されるようになります。
少しでも時間があれば、とにかく記事を書くという姿勢が求められます。

高品質の記事をたくさん書けるなら、それが理想ということです。

実際、検索上位に表示されるブロガーの皆さんのWebサイトを見てみると、
読みやすく、わかりやすく、情報が網羅された記事がたくさんあります。

その記事数は、100記事は当たり前、
中には200記事を超えるようなブログもあります。

ブログに「量」が求められることは言うまでもありません。

ブログ記事の質と量の関係は「トレードオフ」?

しかし多くのブロガー、特に初心者の方は厳しい現実に直面します。

記事に一定以上の質を求めるなら、執筆には時間がかかってしまいます。
その一方、記事を量産するためには、とにかくスピードが求められます。

つまりブログ記事における質と量の関係は、
「あちらを立てればこちらが立たず」の「トレードオフ」の関係が
そのまま当てはまるように思えます。

ブログ記事の質と量は両立できる

限られた時間の中で質の高い記事を量産する。
この難問を解決する方法はあるのでしょうか。

習うより慣れよ

まずは、とにかく量をこなして慣れることです。

当然ですが、どのようなタスクであっても、
悩み、考えながら作業を続けることで「要領」を体得できます。
それはブログであっても同じです。

記事を書き続けることに慣れて心理的なブロックが外れると、
全体のスピードが上がってきます。
その結果、記事の質と量を両立できるようになります。

リライトで質を上げる

さらに記事をリライトすることで質を上げることができます。

これはブログというメディアの特徴でもありますが、
記事を投稿した後は、いつでも好きなように加筆修正ができます。

したがって最初から100%の記事を書く必要はありません。
頑張って書いた記事は、思い切って公開しましょう。
まずはコンテンツのボリュームを充実させるのがうまいやり方です。

ブログ初心者の方は、
「とにかく記事を書いて、後から直して完成度を上げる」
という考え方を持ってください。

まとめ

今回は、ブログにおける記事の質と量の問題を考えてみました。

星の数ほどあるブログの中から、
あなたのWebサイトに訪問してくださった読者様に満足していただくためには、
記事の質、量ともに充実させるべきです。

言い方は悪いですが、
せっかく訪問していただいた読者様を「逃がさない」工夫が必要です。

まず悩みや疑問を解決する記事があること。
その記事の記述が、読みやすく理解しやすいものであること。
それに関連したトピックを扱った記事へ、内部リンクが張られていること。

ただ、こういった条件を備えたWebサイトはすぐには完成しません。
毎日コツコツ作業を続けて、半年から1年はかかるでしょう。

完璧主義を捨て、
少しくらい納得のいかない記事でも公開して「量」を確保する。
そして、その後に記事のリライトを重ねて「質」を上げていく。
これがブログ運営の堅実なやり方です。

肩の力を抜いて、気楽にいきましょう。

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