メンターがイキるには理由がある

アフィリエイト広告を利用しています

ブログ、アフィリエイト、FX・仮想通貨の売買…
インターネットビジネスは、孤独な作業の連続です。

問題に直面しても、自分の力で解決しなければ先に進むことはできません。

しかし壁に突き当たったとき、誰もが
「アドバイスしてくれる人がいてくれたら」と切実に感じることでしょう。

この記事では、あなたを助けてくれる (かもしれない)
インターネットビジネスにおける「メンター」について考えてみます。

目次

メンターとは

メンターとは「助言者」や「相談者」のことを言います。

オデュッセウスがトロイア戦争に加わるため、
子供のテレマコスを託した非常に優秀な指導者の名前が「メントール」だったそうです。
そこから、「メントール = メンター」が「優れた指導者」を意味するようになったのですね。
語源はギリシャ語ということになります。

メンターは、一方的に知識を授ける「教師」とは異なり、
またメンターとコンサル生の間には、「師匠」と「弟子」のような厳格な主従関係もありません。

つまりメンターは、あなたが悩んでいる問題の専門家であり、
気軽に話しかけることのできる相談相手、くらいの認識でよいようです。

優秀なメンターはどこにいる

冒頭で書いたように、もしあなたがビジネスで壁に突き当たったとき
一人で悩むよりも実績のあるメンターに助言してもらえば、作業がスムーズに進みます。

そしてメンターを探すためには、インターネットで検索することになります。
そこでは数多くのブロガー、アフィリエイター、インフォプレナー (情報起業家) が
コミュニティメンバーやコンサル生を募集しています。

大抵の場合、生徒を募集する側は、
ランディングページ (以下、LP) を使い、コンサルの内容などを詳しく解説します。

ちなみにLPとは、検索結果からユーザーが最初にアクセスするページです。
商品やサービスの購入、お問い合わせなど、
ユーザーの行動を喚起する (CTA) ことに特化した「紹介ページ」のことです。

メンターを探している人はLPをじっくり読み、条件に納得すれば申し込むことになります。

LP はアピールの場

一人でも多くの生徒さんに来てもらいたいメンターとしては、
自分自身や自分のコミュニティを知ってもらう場として、LPは非常に重要です。

目を引く綺麗なデザイン。
学んでいくカリキュラムの内容。
参加メンバーがどれだけ稼ぐことができたのかの収支報告。
具体的な費用や返金制度の有無。

メンターはここぞとばかりに、
自分が主催するコミュニティやサロンの素晴らしさを説明します。

ただ、そのほとんどは自らの実績と指導力をアピールして、
「さあ、みなさんも私と一緒に頑張ってみませんか」
と読者に呼びかける程度のものが大半です。

しかし残念なことに、力が入りすぎて脱線してしまう人もいるようです。

悪口雑言

仮に、A氏、B氏としておきますが、このお二人のLPはかなり特殊な内容です。

まずはA氏から。

(中略) ほぼ全てのオンラインサロンがゴミです
 
(中略) やる気と覚悟のある人たちを食い物にするクソ連中を見ていると、
正直ぶち殺したくなったので、サロンを立ち上げました。
 
(中略) バカは死んでも来ないでください。他のメンバーの邪魔です。

引用元:A氏のサロン生徒募集のランディングページ  


続いてB氏。

(中略) そして「下手糞な情報発信」を見て、さらに次の世代が劣化コピーしていきますので、
もう見てられない状況です。
 
(中略) 正直、僕よりレビューブログを熟知している人がいるなら、
逆に僕に教えて欲しいくらいです。
少なくとも日本という国の中では僕がNo.1だという確信があります。
 
(中略) 正直、僕一人でもネットビジネス業界はほぼ制覇出来るので、
あとはやりたい人に任せたいと思っています。

引用元:B氏のサロン生徒募集のランディングページ

字面だけを見ていても、両氏の鼻息の荒さが伝わって来る文章です。

特にA氏に至っては、「ゴミ」、「クソ」、「ぶち殺し」、「バカ」と
およそ思いつく限りの悪口雑言 (あっこうぞうごん) を書き連ねた印象すらあります。

なぜ彼らはイキるのか

このような、虚勢を張って調子に乗る態度のことを「イキる」と言うそうです。

インターネットという匿名が許される世界で、
夜郎自大な「ネット弁慶」のような態度をとる人は決して珍しくありません。
それにしても、お二人はなぜここまでイキる必要があるのでしょうか。

おそらくA氏、B氏ともまだ年齢が若く、それほどの社会経験を積んでいないと思われます。
さらにインターネットビジネスに参入してから早い段階で成功してしまったために、
自分は何でもできるという、ある種の「全能感」を持ってしまったのではないでしょうか。

また繰り返し他人を攻撃し貶 (おとし) めることで意識的に自分のポジションを上げ、
LPを読む人に「この人は何となくすごい」と思わせることもできます。

結果として、自らのプライドを満足させることができ、
より多くの注目を集めることもできるという「一石二鳥」の効果を狙っていると推察できます。

逆に言えば、ここまでしなければ、
コミュニティを主宰する側もメンバーを集めるのが難しい時代になったということです。
「一緒に頑張りましょう」だけでは、誰にも相手にされません。

まとめ

この記事では、メンターについて書いてきました。

あなたが優秀なメンターに教えてもらうメリットは、何より「金銭を得る」こと。
ビジネスの話ですから、それは当然でしょう。
少しでも早く結果を出したい、と焦る気持ちも理解できます。

しかし、収益ばかりに集中しすぎると大切なことを見失います。

優れたメンターとは、救いの手を差し伸べることができる人のことで、
他人を軽んじたり、さげすんだりしながら、
自分の実績を自慢するような人ではないはずです。

メンターの真の役割はコンサル生に必要な助言を与え、
ビジネスにおいて適切な判断ができるようスキルアップさせることです。
お金はその結果でしかありません。

こういうことを書くと
「綺麗ごとを言うな」と、お叱りを受けるかもしれません。

確かにその通りで、私がアフィリエイトを頑張っているのも
結局はお金のためでしかありません。

しかし私は多くのブロガーやアフィリエイターの方とは違って、
月に7桁とか、数千万円の年収とかを求めているわけではありません。
それほどのお金を必要としてはいないのです。

それは、また別の機会に書きたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次